美容室でお客様が転んでケガ

高齢者が、ご自身で転倒され骨折

80代女性が、娘さんに手を支えられてカットに来店されました。娘さんは、受付後、買い物に外出。

お客様が、シャンプー席エリアから降りる際は、従業員が手を支えてあげました。カット席に案内する際に、イスをお客様の方に向けるために手を離した時に、お客様が自分のクロスを踏んで転倒し、肩をイスにぶつけて骨折されました。

即日、美容室はお見舞いのお菓子を持ってご挨拶に行かれました。また、できる限りの賠償をしてあげようとアビリティと相談をしていました。しかし、「楽しみにしていた翌日からの家族全員での日帰り旅行を中止したことの迷惑料」を請求されました。この他にも、あまりにも無理難題で過大な要求が家族から続出したために、対応できなくなり、通常の手続きをせざるを得なくなりました。

独立して歩行できない高齢の方の安全を管理する義務は美容室にありません。

できる限りの手助けをしていたにも関わらず、ご自身で転倒したので、美容室に賠償責任は無く、賠償金は支払えないことをアビリティから説明し、解決しました。