美容室でのカブレ事故-3
ヘアカラーやヘアダイでのカブレを含めたアレルギーは、花粉症と類似点があります。
髪を染める度に薬剤が少しずつ体内に蓄積され、自分の体の許容量に達した時、症状が現れることが知られています。
「前回、少し炎症が起きたけれど、直ぐに完治したし、今まで何年間も何もトラブルも無く、染めてきた。」という場合、次も大丈夫だと考えるのは、非常に危険です。
アビリティで扱ったカブレ事故の中には、顔や頭がバスケットボールのように腫れ上がってしまったなど、ひどいカブレがあります。このような時は、血流に乗って、全身にも炎症が及んでいることが多いです。
少しでも炎症が起きた後の施術は、特に注意が必要です。
正規の48時間のパッチテストは無理であっても、30分または15分の簡易パッチテストは必ず実施することを、美容室とお客様のためにお勧めします。