自転車同士の接触事故

自転車同士の接触事故が近年多発しています。

美容師が出勤途中に接触事故を起こしてしまいました。

美容師は、細い道から広い道に出る際に、一時停止を行い左右を確認して左折しようとしたところ、右から勢いよく走ってきた自転車の高校生と衝突してしまいました。双方とも自転車ごと転倒し、店員は左手を骨折。相手の高校生は頭を打ち、救急車で搬送されました。

美容師が細い道からの左折なので、過失割合は、高校生3:美容師7となり、相手の治療費と慰謝料を支払うことになりました。

美容師本人の怪我については、労災が適用され、勤務先の美容室が従業員に掛けていた傷害保険も適用されました。

相手の治療費など、賠償費用の7割の請求をされましたが、勤務先美容室の指導で安価な自転車保険(年間保険料2,500円程度)に加入していたため、相手への賠償金は全額保険会社から支払われました。また、この保険に加入していたので、相手との示談交渉も保険会社が行ってくれたました。