台風で美容室が浸水!復旧中の売り上げはどうする? -浸水事故 その2-

床下浸水などの水害により、美容室を休業した時の補償

2021年6月29日
沖縄北部に全国初の「線状降水帯発生情報」が発表されました。

気象庁のデータを見ると、年々、ゲリラ豪雨などが多く発生しています。それに伴い、今まで一度も被害のなかった場所の水災被害が多くなっています。
気象庁 大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化

アビリティで扱った水災事故から、休業補償の重要性をご紹介します。

「台風で美容室の店内に浸水し、2週間休業。」

  1. 掃除や床の貼り替えのため、2週間休業を余儀なくされました。

この休業期間の売り上げを補償する火災保険に(休業)に加入していたため、保険金約55万円が支払われました。

休業の補償は、通常の火災保険とは別に加入しないといけません。
現在、休業保険に加入しているか、被害に遭う前に、保険の見直しをされると良いでしょう。

また、一度被害にあった場所は、今後も被害に遭う可能性が十分あります。土嚢の準備など、万全にしておきましょう。